楽天Edyについて「楽天ペイとの違いは?」「どんなメリット・デメリットがある?」という疑問を抱えている方も多いでしょう。そこで、楽天Edyのメリット・デメリットや楽天ペイとの違い、申し込み方法や使い方までまとめました。「楽天Edyってどうなの?」と考えている方は、参考にしてください。
Edy-楽天ポイントカードの利用イメージ
楽天グループの電子マネーは「楽天ペイアプリ」に一本化
楽天Edyは事前チャージ型電子マネーなので、あらかじめチャージする必要があります。一方、楽天ペイはチャージした「楽天キャッシュ」を使った「先払い」に加え、クレジットカードを登録すれば「後払い」も利用できます。
加えて、ポイント還元率は楽天ペイのほうが高いです。支払い方法の多さやポイント還元率などを考えると、楽天ペイのほうが利便性・お得さともに優れているといえるでしょう。
なお、カード型楽天Edyをメインで使う場合、発行方法は「楽天Edy機能付き楽天カード」がおすすめです。
・使えるお店が多い
・ポイント還元率が最大1.5%
・タッチ決済なので支払いが楽
・さまざまなチャージ方法がある
・楽天キャッシュにチャージできる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
楽天Edyは、加盟店舗数が152万カ所(2025年2月1日時点)と十分に多いため、幅広い場所で使えます。加盟店が多い理由として、2001年に「Edy」としてサービスを開始しており、キャッシュレス決済サービスのなかでも比較的歴史が長いためです。
一方、楽天ペイは明確な加盟店数が公開されていません。「楽天ペイは使えるものの、楽天Edyは使えない店」も存在するため、普段よく買い物するお店で使えるかどうかを把握しておきましょう。
具体的には、楽天Edyでの支払いに加えて、楽天カードから楽天Edy残高にチャージしたときにもポイントが貯まります。さらに、一部の「ポイントプラス加盟店」では、追加でポイントを貯められます。
楽天Edyでポイント還元率がアップする「ポイントプラス加盟店」はややマイナー店舗が多めですが、店舗名を覚えて積極的に活用しましょう。
・スパゲッティ食堂ドナ
・ぱすたかん
・イタリアンダイニングDONA
・ダッキーダック
・てもみん
・ヘルフェン
ポイント還元率の観点で、同じキャッシュレス決済の楽天ペイと比較しておくのも大切です。
ただし、楽天ペイのポイント付与条件は、2025年7月に変わりました。ポイントの付与タイミングが「翌月」から「翌日」に短縮される代わりに、対象の「カウント期間」のうちに2回以上、「楽天ペイアプリ」や提携アプリ内の楽天ポイントカード提示が必要になったので注意しましょう。
カウント期間に楽天ポイントカードを
2回以上提示した場合のみ、最大1.5%還元となる
オフラインなので、電波が悪かったりスマホの充電が切れたりしても問題なく決済できるのもメリットです。特に、格安SIMを使っていて電波が途切れやすい方などは相性がよいでしょう。
楽天Edyの種類別 チャージ方法一覧
現金の場合、コンビニなどの加盟店で支払い時に「Edy残高にチャージしたい」と伝えればチャージできます。Edyチャージャー(現金入金機)を設置している店舗もあります。
クレジットカードの場合、楽天ペイアプリに登録されているカードからチャージ可能です。楽天カード以外からもチャージできますが、楽天カードでなければチャージポイントがつかず、楽天ポイントの二重取りはできません。
楽天ポイントの場合、クレジットカードの場合と同じく楽天ペイアプリからチャージ申請できます。
楽天キャッシュとは、楽天ペイで支払いに使えるオンライン電子マネーです。楽天キャッシュは「楽天市場」や「楽天トラベル」などの関連サービスや楽天証券の投信積立の支払いにも使えるため、楽天Edy残高が余っていても有効活用できます。
なお、店舗での支払い時に楽天Edy残高が足りなかった場合は現金も併用可能です。現金で支払った分のポイント付与は受けられませんが、楽天Edy残高を使い切りたいときに便利です。
・チャージ上限がある
・期間限定ポイントを使えない
・チャージ残高を直接現金化できない
・発行に手数料がかかるケースがある
・ネットショップで使いにくい
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
なお、1回あたりのチャージ金額には上限がありますが、1日あたりの回数制限はありません。残高が足りなくても都度チャージできるため、よほど大きな買い物でない限り不便に感じることは少ないでしょう。
楽天Edyのチャージ上限
また、チャージ金額が少しだけ足りない場合、現金とも併用できます。
楽天ユーザーの筆者は、楽天市場のSPUで貯まった期間限定ポイントを楽天ペイで消費しています。楽天ペイのアプリでは「ポイントと楽天キャッシュを〇〇まで使う」と設定できるので、期間限定ポイントをうまく使いたい方は覚えておきたいテクニックです。
一方、楽天ペイならアプリに登録するだけで使えます。とはいえ、手数料は安いうえに楽天カード自体の年会費は無料なので、そこまで大きなデメリットとはいえません。
・楽天Edyリーダー
・FeliCaポート
・パソリ
リーダーは一般家庭にあるアイテムではありません。加えて、わざわざ楽天Edyをネットショップで使うためだけに購入するのは非現実的なので、ほかの決済方法を選びましょう。
・楽天Edy機能付き楽天カードに申し込む
・楽天Edyカードを購入する
・おサイフケータイで発行する
最もおすすめなのは「楽天Edy機能付き楽天カード」の申し込みです。楽天カードがあれば、クレジットチャージでポイントを二重取りできるうえに、クレジットカードと楽天Edyの一枚二役なのでカードがかさばる心配もありません。
まずは楽天カードの公式ホームページにアクセスして、申し込みフォームに進みましょう。次のページで、本人情報などの必要事項を入力していきます。
申し込み途中で、楽天Edy付帯の欄にて「希望する」を選択します。オートチャージも選択しておくとチャージの手間が省けて便利です。
まずは会員サイト「楽天e-NAVI」にアクセスして、お申し込み(カード/サービス)の欄から、サービスの申し込みで「楽天Edy」を選択します。
申し込みが完了したら、1週間ほどで新しい楽天カードが届きます。古い楽天カードは、ICチップ部分に切り込みを入れてから破棄しましょう。
Androidユーザーが楽天Edyで支払い設定する手順を以下にまとめました。
1.楽天ペイアプリを開く
2.電子マネーのタブから「楽天Edyを始める」をタップする
3.設定を完了させる
4.チャージをタップする
5.チャージ方法を選択する
6.画面の指示に沿ってチャージする
なお、iPhoneユーザーは楽天ペイアプリからチャージできますが、楽天Edyでの支払いはできません。
オートチャージは、次のいずれかの方法で設定できます。ただし、オートチャージができるのは、Edyオートチャージ対象店舗で買い物した場合のみです。
楽天Edyアプリにログインしたら、メニューから「機種変更の手続き」をタップしましょう。次の画面で「預ける」をタップした後、画面の指示に沿って手続きを進めてください。
ただし、楽天Edy機能が付帯しているデメリットは特にないため、こだわりがなければわざわざEdyなしに変更する意味は薄いです。
楽天カードから楽天Edyにチャージして支払うと、最大1.5%のポイント還元を受けられます。特に、椿屋珈琲店などの「ポイントプラス加盟店」を利用する方は、メリットを感じられます。
一方、楽天Edy機能付き楽天カードの発行には330円の手数料がかかるのがデメリットです。
楽天Edyは、加盟店が全国152万カ所と楽天ペイより多いため、扱いやすいです。加えて、楽天カードからEdy残高にチャージして支払えば、ポイント還元率が最大1.5%になります。
一方、楽天ペイと違って楽天カード以外のクレジットカードを登録して後払いできない、期間限定ポイントを消費できないなど不便な点も。よく使う店や支払い方法などを加味して、どちらを決済手段として選ぶのか判断してください。
なお、楽天Edyと楽天ペイのどちらも楽天カードからのチャージによるポイント二重取りが可能です。どちらも楽天カード会員向けの決済サービスの側面が強いです。利用するならまずは楽天カードを発行しておきましょう。
■Profile
北川 和哉
専業ライター。ファイナンシャル・プランニング2級資格を保有。2021年から投資を始め、NISAやiDeCo、小規模企業共済、個別株などに幅広く投資。企業の財務分析が得意で、継続的に配当金を受け取る「自分年金」を作っている。

楽天Edyとは? どう使うのがおすすめ?
楽天Edyは、楽天が運営する事前チャージ型の電子マネーで、プリペイドカードと同じくあらかじめ残高にチャージした分だけ使えます。同じ楽天ブランドの決済サービスとして「楽天ペイ」もあるため、比較しながらどちらを主に利用するのか決めましょう。なお、2025年6月30日に「楽天Edyアプリ」の新規ダウンロードは終了しており、今後は「楽天ペイアプリ」でまとめて管理できます。
楽天ペイとの違いは決済方法や最終的なポイント還元率
楽天Edyと楽天ペイには決済方法などの違いがありますが、基本的には楽天ペイのほうが便利です。各決済サービスの違いを以下の表にまとめました。
楽天Edyは事前チャージ型電子マネーなので、あらかじめチャージする必要があります。一方、楽天ペイはチャージした「楽天キャッシュ」を使った「先払い」に加え、クレジットカードを登録すれば「後払い」も利用できます。
加えて、ポイント還元率は楽天ペイのほうが高いです。支払い方法の多さやポイント還元率などを考えると、楽天ペイのほうが利便性・お得さともに優れているといえるでしょう。
使い方は「楽天カードからのチャージ」がおすすめ
楽天Edy・楽天ペイのどちらを使うにしても、ぜひ楽天カードを用意しておきましょう。なぜなら、楽天カードを使って楽天Edy・楽天ペイにチャージすると、ポイントがたまるからです。
なお、カード型楽天Edyをメインで使う場合、発行方法は「楽天Edy機能付き楽天カード」がおすすめです。
楽天Edyの5つのメリット! 加盟店の多さが魅力
楽天Edyは、使える店舗やチャージ方法の多さが便利です。楽天ペイをはじめ、ほかのキャッシュレスサービスと比べたメリットは下記の通りです。・使えるお店が多い
・ポイント還元率が最大1.5%
・タッチ決済なので支払いが楽
・さまざまなチャージ方法がある
・楽天キャッシュにチャージできる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
楽天ペイより使える店舗が多い
楽天Edyは、使えるお店の多さが最大のメリットで、楽天ペイと比べても明確な優位点だといえるでしょう。楽天Edyは、加盟店舗数が152万カ所(2025年2月1日時点)と十分に多いため、幅広い場所で使えます。加盟店が多い理由として、2001年に「Edy」としてサービスを開始しており、キャッシュレス決済サービスのなかでも比較的歴史が長いためです。
一方、楽天ペイは明確な加盟店数が公開されていません。「楽天ペイは使えるものの、楽天Edyは使えない店」も存在するため、普段よく買い物するお店で使えるかどうかを把握しておきましょう。
支払いでポイント還元率が最大1.5%
楽天Edyはポイントの二重取りができて、最大1.5%のポイント還元率で決済できるため、現金で買い物している方はよりお得に決済できるでしょう。具体的には、楽天Edyでの支払いに加えて、楽天カードから楽天Edy残高にチャージしたときにもポイントが貯まります。さらに、一部の「ポイントプラス加盟店」では、追加でポイントを貯められます。
楽天Edyでポイント還元率がアップする「ポイントプラス加盟店」はややマイナー店舗が多めですが、店舗名を覚えて積極的に活用しましょう。
・スパゲッティ食堂ドナ
・ぱすたかん
・イタリアンダイニングDONA
・ダッキーダック
・てもみん
・ヘルフェン
ポイント還元率の観点で、同じキャッシュレス決済の楽天ペイと比較しておくのも大切です。
楽天ペイとポイント還元率を比較! 2025年7月から条件が変更
ポイント還元率を重視するなら、楽天Edyより楽天ペイのほうがお得です。楽天ペイのポイント還元率は最大2.5%と高いうえに、ポイントアップする加盟店も楽天Edyより多いため、ポイントを稼ぎやすいでしょう。ただし、楽天ペイのポイント付与条件は、2025年7月に変わりました。ポイントの付与タイミングが「翌月」から「翌日」に短縮される代わりに、対象の「カウント期間」のうちに2回以上、「楽天ペイアプリ」や提携アプリ内の楽天ポイントカード提示が必要になったので注意しましょう。

2回以上提示した場合のみ、最大1.5%還元となる
支払い方法はタッチ決済(かざす決済)なので会計が楽になる
楽天Edyは、カードや事前に設定したAndroidスマホを決済端末にタッチするだけで支払えるのでスマホアプリを開くのが面倒な方にも向いています。アプリを開く手間がないので、スマホの操作が苦手な方でもサクサク支払えます。オフラインなので、電波が悪かったりスマホの充電が切れたりしても問題なく決済できるのもメリットです。特に、格安SIMを使っていて電波が途切れやすい方などは相性がよいでしょう。
コンビニやクレジットカードからチャージできる
楽天Edyにはさまざまなチャージ方法があるため、扱いやすいのもメリットです。具体的には、現金やクレジットカード、楽天ポイントの3種類のチャージ方法があります。
現金の場合、コンビニなどの加盟店で支払い時に「Edy残高にチャージしたい」と伝えればチャージできます。Edyチャージャー(現金入金機)を設置している店舗もあります。
クレジットカードの場合、楽天ペイアプリに登録されているカードからチャージ可能です。楽天カード以外からもチャージできますが、楽天カードでなければチャージポイントがつかず、楽天ポイントの二重取りはできません。
楽天ポイントの場合、クレジットカードの場合と同じく楽天ペイアプリからチャージ申請できます。
楽天キャッシュにチャージできる! 残高を使い切りたいときに便利
あまった楽天Edy残高は楽天キャッシュにチャージできるため、無駄なく使えます。楽天キャッシュとは、楽天ペイで支払いに使えるオンライン電子マネーです。楽天キャッシュは「楽天市場」や「楽天トラベル」などの関連サービスや楽天証券の投信積立の支払いにも使えるため、楽天Edy残高が余っていても有効活用できます。
なお、店舗での支払い時に楽天Edy残高が足りなかった場合は現金も併用可能です。現金で支払った分のポイント付与は受けられませんが、楽天Edy残高を使い切りたいときに便利です。
楽天Edyの4つのデメリット!楽天ペイより使い勝手が悪い部分も多い
楽天Edyは楽天ペイと比べてデメリットも多いため、どちらを使うか慎重に検討しましょう。・チャージ上限がある
・期間限定ポイントを使えない
・チャージ残高を直接現金化できない
・発行に手数料がかかるケースがある
・ネットショップで使いにくい
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
5万円のチャージ上限があり高額な買い物には使いづらい
楽天Edyはチャージ残高に上限があるため、大きな買い物には使いづらいです。1回あたりのチャージ金額、および楽天Edy一枚あたりの上限額をまとめました。なお、1回あたりのチャージ金額には上限がありますが、1日あたりの回数制限はありません。残高が足りなくても都度チャージできるため、よほど大きな買い物でない限り不便に感じることは少ないでしょう。

また、チャージ金額が少しだけ足りない場合、現金とも併用できます。
楽天ペイと違って期間限定ポイントを消費できない
楽天Edyは期間限定ポイントを消費できないため、使い勝手が悪いと感じるかもしれません。楽天ポイントには「通常ポイント」「期間限定ポイント」の2種類あり、それぞれ有効期限が異なります。期間限定ポイントは、楽天市場のSPUやキャンペーンなどで貯まり、有効期限は1~2カ月と短めです。早めに使い切りたいところですが、楽天Edy残高にはチャージできません。楽天ユーザーの筆者は、楽天市場のSPUで貯まった期間限定ポイントを楽天ペイで消費しています。楽天ペイのアプリでは「ポイントと楽天キャッシュを〇〇まで使う」と設定できるので、期間限定ポイントをうまく使いたい方は覚えておきたいテクニックです。
楽天Edy機能付き楽天カードの発行には330円の手数料がかかる
楽天Edy機能付きの楽天カードを発行するには、330円の手数料がかかるのがデメリットです。家族カードにもEdy機能を付帯できますが、同じく330円の手数料がかかります。一方、楽天ペイならアプリに登録するだけで使えます。とはいえ、手数料は安いうえに楽天カード自体の年会費は無料なので、そこまで大きなデメリットとはいえません。
楽天市場などのネットショップで使うには専用リーダーが必要
楽天Edyの残高は、基本的にネットショップで使えないものと考えておきましょう。なぜなら、ネットショップで楽天Edyを使う場合、専用のリーダー(読取機)が必要になるためです。・楽天Edyリーダー
・FeliCaポート
・パソリ
リーダーは一般家庭にあるアイテムではありません。加えて、わざわざ楽天Edyをネットショップで使うためだけに購入するのは非現実的なので、ほかの決済方法を選びましょう。
楽天Edyの申し込み方法や作り方は?チャージ方法までマスターしよう
楽天Edyのメリット・デメリットを踏まえ、魅力を感じた方は作り方も知っておきましょう。まず、楽天Edyには3種類の申し込み方法があります。・楽天Edy機能付き楽天カードに申し込む
・楽天Edyカードを購入する
・おサイフケータイで発行する
最もおすすめなのは「楽天Edy機能付き楽天カード」の申し込みです。楽天カードがあれば、クレジットチャージでポイントを二重取りできるうえに、クレジットカードと楽天Edyの一枚二役なのでカードがかさばる心配もありません。
まずは楽天カードの公式ホームページにアクセスして、申し込みフォームに進みましょう。次のページで、本人情報などの必要事項を入力していきます。

申し込み途中で、楽天Edy付帯の欄にて「希望する」を選択します。オートチャージも選択しておくとチャージの手間が省けて便利です。
一般の楽天カードから楽天Edy機能付き楽天カードに切り替えられる
すでに楽天カードを持っている方は、楽天Edy機能付きの楽天カードに切り替えることも可能です。切り替えには手数料がかからないうえに、カード番号も変更されないためそこまで面倒ではありません。まずは会員サイト「楽天e-NAVI」にアクセスして、お申し込み(カード/サービス)の欄から、サービスの申し込みで「楽天Edy」を選択します。

申し込みが完了したら、1週間ほどで新しい楽天カードが届きます。古い楽天カードは、ICチップ部分に切り込みを入れてから破棄しましょう。
Androidならスマホだけで決済できる!設定方法を理解しよう
Androidスマホに限り、スマホだけで楽天Edyが利用できます。対応機種はおサイフケータイ機能がある、またはバージョン6.0以上の端末。現物の楽天Edyカードを持ち歩かなくても決済できるため、ぜひ設定しておきましょう。Androidユーザーが楽天Edyで支払い設定する手順を以下にまとめました。
1.楽天ペイアプリを開く
2.電子マネーのタブから「楽天Edyを始める」をタップする
3.設定を完了させる
4.チャージをタップする
5.チャージ方法を選択する
6.画面の指示に沿ってチャージする
なお、iPhoneユーザーは楽天ペイアプリからチャージできますが、楽天Edyでの支払いはできません。
普段使いなら自動チャージが便利!アプリやコンビニで設定できる
楽天Edyを普段の買い物に使うなら、自動チャージ(オートチャージ)を設定しておくと便利です。オートチャージとは、あらかじめ設定した残高を下回ると自動的にチャージする機能です。オートチャージは、次のいずれかの方法で設定できます。ただし、オートチャージができるのは、Edyオートチャージ対象店舗で買い物した場合のみです。

楽天Edyに関するよくある質問
楽天Edyで機種変更するとき残高移行はできる?
楽天Edyでは機種変更しても残高を移行できますが、手続きが必要です。楽天Edyアプリにログインしたら、メニューから「機種変更の手続き」をタップしましょう。次の画面で「預ける」をタップした後、画面の指示に沿って手続きを進めてください。
楽天カードを楽天Edyなしに変更できる?
楽天Edy機能付き楽天カードからEdy機能なしに変更可能です。楽天カードを更新するまえに、引き続き楽天Edy機能を付帯するかを選択できます。ただし、楽天Edy機能が付帯しているデメリットは特にないため、こだわりがなければわざわざEdyなしに変更する意味は薄いです。
楽天カードに楽天Edyはつけるべきかどうか知りたい!
楽天カードに楽天Edy機能を付けるかどうかは、よく使うお店とポイント還元率で判断しましょう。楽天カードから楽天Edyにチャージして支払うと、最大1.5%のポイント還元を受けられます。特に、椿屋珈琲店などの「ポイントプラス加盟店」を利用する方は、メリットを感じられます。
一方、楽天Edy機能付き楽天カードの発行には330円の手数料がかかるのがデメリットです。
楽天Edyはポイント還元や加盟店の多さが魅力!楽天ペイと比較検討しよう
ほかのキャッシュレス決済や電子マネーに押されがちな楽天Edyですが、支払い方法やよく使う店舗によってはメリットを感じられるはずです。楽天Edyは、加盟店が全国152万カ所と楽天ペイより多いため、扱いやすいです。加えて、楽天カードからEdy残高にチャージして支払えば、ポイント還元率が最大1.5%になります。
一方、楽天ペイと違って楽天カード以外のクレジットカードを登録して後払いできない、期間限定ポイントを消費できないなど不便な点も。よく使う店や支払い方法などを加味して、どちらを決済手段として選ぶのか判断してください。
なお、楽天Edyと楽天ペイのどちらも楽天カードからのチャージによるポイント二重取りが可能です。どちらも楽天カード会員向けの決済サービスの側面が強いです。利用するならまずは楽天カードを発行しておきましょう。
■Profile
北川 和哉
専業ライター。ファイナンシャル・プランニング2級資格を保有。2021年から投資を始め、NISAやiDeCo、小規模企業共済、個別株などに幅広く投資。企業の財務分析が得意で、継続的に配当金を受け取る「自分年金」を作っている。
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